SBI・V・全米株式の積立を始めました【投資信託】
SBI証券から提供されている、「SBI・V・シリーズ」という投資信託を最近新たに積み立て始めたので、今回はそれについて書きます。
SBI・V・シリーズとは
SBI・V・シリーズとは、2021年6月から SBI証券より提供されている投資信託の名称となります。
投資信託は現在3種類が提供されており、いずれも米国の世界最大規模の資産運用会社 Vanguard が運用しているインデックス連動型の ETF に間接的に投資できる、円建ての投資信託となっています。
それぞれの投資信託とETFの関係は以下の通り。いずれも、世界的にとても人気が高く間違いのない ETF へ投資する形になっています。
投資信託 | 連動している Vanguard ETF |
---|---|
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | VOO |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | VTI |
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド | VYM |
純資産高と経費率
それぞれの投資信託の純資産高と年間経費率は以下の表のようになっています。(2021年7月末時点)
VOO連動タイプは方は、以前から「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」の名称で既に販売されていたものを名称変更したのみなので、純資産高は他2つと比べて圧倒的に大きいですね。
投資信託は一般的に、純資産高が大きいほど意図しない償還(解約)が起こるリスクが低くなりますので、その点ではVOO連動タイプは安心ですね。
とはいえ、VTI連動タイプの方も、VYM連動タイプの方も数十億円以上の純資産高なのでこの点について深く心配する必要は無さそうです😌
投資信託 | 純資産高 | 年間経費率 |
---|---|---|
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド (VOO) | 2,722億円 | 0.0938% |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド (VTI) | 166億円 | 0.0938% |
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド (VYM) | 39億円 | 0.1238% |
VOO連動タイプは年間経費率 0.0938% なので、同じく S&P500へ投資する投資信託「eMaxisSlim米国株式」の年間経費率 0.0968% より若干安く設定されていますね。(といっても 0.003%差とごく僅かですが)
なお、投資信託は一般的に、公称の年間経費率の他に隠れコストと呼ばれる年間経費が別途発生します。
隠れコストを含めた「eMaxisSlim米国株式」の本当の年間経費率は約0.12%くらいなので、SBIの投資信託も同じくらいに落ち着くんじゃないかと想像しています。
新たに積み立てを始めました
そんなこんなで、私も最近 VTI連動タイプの「 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 」へ新たに毎月5万円の積立を始めました。
VOO連動タイプか VTI連動タイプかやや悩むところですが、伝統と実績のある指数を好むならVOO連動タイプを、500銘柄にこだわらず米国株の成長全てを取り込みたいとの考えなら VTI連動タイプでしょうか🤔
以下グラフは連動元の VOO(青)と VTI(赤)の過去10年の配当込みリターンですが、過去の推移に限って言えばどちらを選んでも大差無いので好みで選んで問題無さそうですね。
VYM(黄)はコロナショック前までは VOO(青)と VTI(赤)と同じか、やや上回るリターンを上げていましたが、コロナショック以降は VOO(青)と VTI(赤)と大きく差が開いている形です。
連動元のVYMというETFは米国の高配当株に比重を置いた指数で、以下に示す上位10つの構成銘柄を見ても分かるようにGAFAMのような大型グロース株を含んでいないため、最近の時価総額に関してはVOOやVTIよりも劣りがちの状況です。
連動元のVYMの一番の魅力は高配当であることですが、残念ながら(?)SBI投資信託のVYM連動タイプは配当金無しとなっています。
年間経費率もVOO連動タイプとVTI連動タイプと比べて高いため、今のところ、あえてSBI投資信託でVYM連動タイプを積立する意義は思いつきません。
VYMに投資したいのであれば素直に本家VYMを買う事にして、投資信託の方はVOO連動タイプかVTI連動タイプとするのが良いと個人的には考えます。
三井住友系クレジットカードでの積立がオススメ
SBI投資信託の積立はクレジットカードでの支払いに対応しており、その際に三井住友系カードで支払い設定を行うと、様々な支払いに使える「Vポイント」が貯まるキャンペーンが現在行われています。
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(私も早速、三井住友系のカードで積立を始めました。)
それでは、また~👋