Google 翻訳を利用して米国企業の決算書を読む【豆知識】
今回は、Google 翻訳を活用して米国の決算書を日本語に翻訳して読むことができる方法を紹介します。
米国の決算書を読んでみたい? ならば Google 翻訳だ
米国の個別企業の決算書を読んでみたいけれど、日常的に英語を使うわけでもない私のような凡人にとって膨大なページ数の決算書を読んでいくのは相当なストレスがあるものです。
しかし、現代に降臨している神()である Google 様の手に掛かれば、そのようなストレスは過去のものとなります。
必要なものは①Google翻訳のページ、②調べたい銘柄のティッカーコードの 2つのみで、手順もそれほど面倒ではありません。
翻訳手順
まずは、翻訳のベースにする米国企業の決算書が開示してあるページへアクセスします。
Google 検索欄で「調べたい銘柄のティッカーコード」 + 「SEC filing」で検索して出てくる企業のページを開きます。
大抵の企業では企業のホームページの投資家向け欄にて以下のような開示文書を検索できるツールが設置してあるので、そこから翻訳したい資料を探します。
今回は例として米国マクドナルド [ティッカーコード:MCD] の Annual Report (期末の有価証券報告書のようなもの)を翻訳したいと思います。
大抵の企業の上記ページではファイルの種類として pdf や html など様々な書式が選べますが、翻訳可能なページとして手軽な html 形式を選択します。
すると、html 形式の決算報告書が開きますが、当然この時点では英語のみとなっています。
次に、Google 翻訳のお馴染みのページを開き、先ほどの html 形式の決算報告書の URL をコピーして Google 翻訳のページの左側欄にぶちこみます。
そうすると、右側の欄にリンクが表示されるのでそちらをクリックします。
上記の手順を踏むと、Google 翻訳によって自動で全文翻訳された Annual Report を読むことができるようになります。
Google 翻訳も進歩している
Google 翻訳は一昔前は怪しい日本語に翻訳されたりして読みづらかったり、最近では DeepL みたいな競合サービスが表れたりしていますが、Google 翻訳に使われる翻訳技術・データベースも日々進化しているようで、だいぶ違和感の少ない日本語で読めるようになってきたと感じます。
日本語ならば、ぱっと見で何が書いてあるのか把握するのも容易になり内容を理解するのもぐっと楽になりますので、私のようにズボラな人間は Google 翻訳を活用していきましょう(笑)
それでは、また~👋