今後の投資方針について考える【雑記】

今回は、私個人の今後の投資方針について、自分の考えを整理するために書き出してみます。

(100%個人の考えを述べるだけの駄文です)

お祭りは終わり、平常化へ向けて進む世の中へ

まずは世界全体に関する状況認識から。

コロナ禍による景気の落ち込み対策として世界全体でお金を世の中にじゃぶじゃぶ流す政策をとった結果、お金を持て余した余裕のある人々は余ったお金を投資につぎ込み、2021年は米国の情報技術系の企業を中心に、株式市場は歴史的な成長率を記録してお祭りムードになりました。

一方、年を越した途端にお祭りムードは終わり、コロナ禍による世界各国間での海上輸送の滞りを背景とする海上運賃の高騰や、経済再開に伴う石油需要の急増⇒石油価格の高騰のコンボで、世界的に物価が上昇し始めている事が明らかになってきました。(約30年間ずっと物価がほぼ上昇しなかった日本ですら、物価上昇の兆候あり)

そして、世界の中心である米国🇺🇸は、急激な物価上昇による悪影響を抑えるため(&米国の雇用安定のため)、株高の背景にあったお金じゃぶじゃぶ政策を、市場参加者が予想していたよりも早く終わらせるらしいという事が分かってきました。

この辺の詳しい所は、日経記者の後藤さんの Twitter 発信がとても参考になりますね。

投資の基本方針

上述のような状況認識を踏まえた上で、個人的には今後は以下のようにしていきたいと考えています。

株式インデックス(米国株)

米国の株式市場全体へのインデックス投資は、今までと変わらずに毎月定額で積立投資を継続していくつもりです。

そもそも積立投資は将来に向けての資産形成の核となる部分としてやっているため、10年後20年後にリターンが出る見込みがあり続ける限りは、目先の市況に囚われる事無く継続していくのみですね。

個別株(米国株、日本株)

個別株投資については、株価の値上がりを目指して投資するよりかは、配当金で着実に利益を積み上げていくほうが心情的に付き合いやすいので、投資先もその方針に合うような銘柄を選択していくつもりです。

一般的には、個別株投資は将来大化けしそうな成長株へ投資してインデックス以上のリターンを目指すのが本筋だと思います。一方、配当金の利益は良くてせいぜい年間3~4%程度が相場のため大きなリターンは基本望めず、また税金の関係で複利の効率も悪くなります。

しかし、将来的にどの個別株が値上がりするのかなんて所詮素人には分からない事、米国のインデックス投資の中身が近年は高PERの大型グロースの情報技術系企業に偏っていることを考えると、分散投資の意味合いも兼ねて、安定した業績を上げて配当金も出すバリュー株寄りの銘柄を今後選考して、割安に買えそうだと判断したタイミングを狙って買っていく事で考えています。

債券ETF(米国債券)

債券に関しては、金利が上がっていく今後の状況については逆風ですね。(債券は、金利が上がると価格が下がる)

しかし、債券価格は株式と比べてプラスにもマイナスにも値動きがかなり穏やかなため、特に売ったり買い増したりもせずにしばらく放置する事で考えています。

REIT ETF(米国、日本)

REITは不動産に関する投資信託ですが、これも急激な金利上昇局面においては逆風とされており、ここ最近で売られて価格が下がっている様子が見られます。

REIT 自体あまり積極的に買っていくつもりもないですが、あんまりにも売られるようなら全体のREIT指数に連動するETFを買い増しても良いかな…くらいに考えています。

コモディティ(金、暗号資産)

基本的に利息が付かない投資先は個人的に好みではないため、金(ゴールド)や暗号資産については追加投資はしないで良いと考えています。

一応、インフレで貨幣価値が下がっていく場面では金(ゴールド)の価値は相対的に上がっていくとされていますが、そこは株式でもインフレヘッジにはなるので、あえて現時点の自分の資産額で金(ゴールド) を買う意義は低いと考えます。

暗号資産については、将来的にどうなるのかなんて分かりませんが、少なくとも日本では法定通貨に変えると税制面でかなり不利な事(雑所得)と、現時点では暗号資産を売りたい人や業者の都合を押し付けられている(=世の中に実需がどの程度あるのか見えない)ように感じる事、冒頭の通りお金じゃぶじゃぶ状態のお祭り状態が終わった事から、しばらく自ら手を出すつもりはありません。

メタバースの今後の発展には興味があるので、ニュースや業界の発信者を継続的に追っていきたいと思います。

それでは、また~👋

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