東京散策記録【美術館・博物館巡り】
4月の初めに東京に赴く予定があったので、そのついでに以前から興味のあった美術館と博物館のイベントへ訪問。
訪れたのは以下の3展示。1泊2日でゆっくり見て周りました。
①ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展(東京都美術館、上野公園)
②特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」(国立科学博物館、上野公園)
③メトロポリタン美術館展西洋絵画の500年(国立新美術館、六本木)
①の見所はフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」で、絵が描かれた当時の本来の姿の修復に成功して以降は日本初展示との事。修復以降では"画中画" のキューピットの存在感がとても大きく、メインモチーフの “手紙を読む女性" にまつわるストーリーをはっきり示すようなキーアイテムになっていたのが印象的だった。
②は近くの国立科学博物館でやっていたので予定に入れてみたが、想像以上に興味深い内容。展示内容は原石が地中で生成されるところから宝石として成形されるまでを多くの展示物と共に説明しているが、原石は地下水とマグマが共に存在する環境において生成されるため太陽系でも地球くらいしか生成されないとても貴重な存在であるという事を初めて知り結構衝撃を受けた。展示物そのものも見応えあり、荒々しくも自然の神秘を感じる原石だったり、多様な色合いの光をたたえる宝石は想像以上に魅力的だった。(特にブルートパーズとモルガナイトが良かった)
③は今回の旅のメインで、米国のメトロポリタン美術館の主要展示品を一挙展示という太っ腹な展示会。海外は今後いついけるか分からないので、こういった展示で海外気分を接種するのは大事。展示内容はさすが米国というだけあり、15世紀から19世紀までの欧州の美術の歴史を凝縮したような内容になっており満足感も高かった。普通の美術展示といえば特定の時代や地域だけに注目した展示内容になるものだが、時代の変遷による美術の変わりようが追体験できた感じがして良かった。
以下は散策中に撮ったもの。
今回の旅の使用金額は以下。肉の万世が当初の予算オーバーだったけども満足感高かったので良しとしよう。
・東京都美術館 \2,100
・国立科学博物館 \2,000
・国立新美術館 \2,100
・肉の万世 \4,180
・ホテル1泊 \5,000
合計 \15,380
普段はお金の事ばかりブログに書いているけども、お金を使う事の方も今後は記事に書いて残していけたらと思っています。
それでは、また~👋