気になるニュースまとめ【23/9/26】
興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。
AWS の更なる強化となるか
- Amazonが、AI関連企業 Anthropicに最大40億ドルを投資し、少数持ち株者となることを発表しました。これは、Microsoft や Alphabet, Google 等に対して競争力を保つための、Amazon の積極的なAI推進を象徴している。
- この2社は、創造的なAIを推進するための戦略的連携を形成し、新興企業が AWS を主要なクラウドプロバイダとして選んだと発表した。Anthropic は AWS の顧客にモデルカスタマイズと微調整の機能の早期アクセスを提供すると述べている。
- Anthropic はまた、AIアプリケーションを基盤とするモデルをトレーニングするために、カスタムされた AWS設計の半導体も使用する。これは、広範なタスクを解決するために適応できるように、大量のデータでトレーニングされる大規模なAIプログラムとなる。
- AWS の顧客は、Amazon Bedrock を介して Anthropic の AIモデルに基づいて構築することが可能になる。これは、顧客が既存のモデルを通じてクラウドで創造的なAIアプリケーションを構築するサービスであり、それにより自分たちのモデルを訓練することなく利用することができる。
- Anthropic はすでに Google および Salesforce Ventures などの支援者を得ている。これは、テクノロジー大手がAI企業への大規模な投資を続けている背景があるもので、Microsoft が今年初めに OpenAI へ数十億ドルを投資したことから始まった。
Huawei は高性能チップの入手に苦戦か
- 中国の電気通信大手 Huawei は、製品発表会で新型スマートフォンや高性能チップの発見について一切明らかにしなかった。
- 代わりに、同社は初のセダン型とハイエンドSUVの2つの新型電気自動車を仄めかし、また新型ワイヤレスイヤホンなどを発売した。
- 発表会の視聴者の中には、スマホについての詳細を求めてコメントを残す人も多かった。
- 発表会にて肝心な発表が欠如していたことに、多くのファンが失望した。
- Huawei の新型スマホに関する黙秘は、Apple の iPhone15 が中国での販売を開始したことと同時期から行われている。
【知識系】シンガポールの占い産業が成長中
- シンガポールでは、企業が人事採用の選考過程で、候補者の経歴だけでなく、生まれた日時も考慮に入れる傾向がある。また、CEOが企業の適合性を確認するために風水師に相談することもあり、良い結果が得られなければ候補者は強く考慮されない可能性がある。
- 運勢占い産業は2017年から2021年の間に順調に成長し、その期間中に産業から得られる収入は70%近く増加し、3620万ドル(約26億4,000万ドル)に達した。(参考:日本の占い産業規模は約1兆円と言われている)
- Way Fengshui GroupのCEO、マーク・タン氏によると、約100社の企業が誰を雇うべきかを尋ねるために同社のサービスを利用しているとのこと。
- さらに、シンガポールの企業の一部は、重大なビジネス決定を行う前に占い師の助言を求めることもある。また、風水が彼らにとっては保険の一種であり、可能な限りすべての基盤をカバーし、物事がおかしくなる可能性を最小限に抑えるためのものだという。
- 財産やビジネス取引だけでなく、恋愛生活や試験の結果についてのアドバイスなど、個人的な問い合わせのためにも占い師をよく訪れる傾向がある。しかし、運命の読み取りは多くの人々の判断を下すためのプロセスの一部であり、全てを決定付けるものではないと、一部の人々は見なしている。