気になるニュースまとめ【23/11/28】

興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。

Foxconn(鴻海)がインドに Apple製品関連の設備投資を発表

  • アップルのサプライヤーであるフォックスコン(鴻海)は、インドに15億ドル以上を投資する計画を発表した。この投資は、未特定の建設プロジェクトに充てられ、同社の「運用上のニーズ」を満たすことを目的としている。
  • フォックスコンは、カルナータカ州とテランガーナ州に工場を持つなど、すでにインドで複数のプロジェクトを進行中である。
  • 同社はアップルの主要なサプライヤーであり、iPhoneの組み立てにおいて重要な役割を果たしている。
  • この投資は、2015年からインドのマハラシュトラ州に登録されているフォックスコンの子会社、Hon Hai Technology India Mega Developmentを通じて行われた。
  • 以前、フォックスコンはインドで195億ドルの半導体製造合弁事業から撤退したが、インドの半導体産業の野心については「自信」を持っていると述べている。

SHEIN が米国でのIPOに向けて準備中

  • 中国発のファストファッション大手シーインが、長い間噂されていた米国でのIPO(新規公開株)に向けて秘密裏に申請し、グローバルな拡大を目指している。
  • シーインは最後に660億ドルの評価を受けており、2024年には公開市場で取引が開始される可能性がある。
  • 会社の現在の価値は明らかではないが、評価はシーインと顧問との間で中心的な議論点である。
  • シーインは過去数年で急成長を遂げ、ファッションフォワードなデザイン、豊富なアイテム、低価格で世界中の消費者を魅了したが、供給チェーンでの強制労働の使用、労働法違反、環境への悪影響、独立したアーティストからのデザイン盗用などの問題に直面している。
  • シーインはゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレーを主要な引受人として選定し、IPOに向けて準備を進めている。

ミーム銘柄対象のETFはわずか2年で終了へ

  • 新型コロナウイルス禍における個人トレーダーの台頭に乗ろうとした「ラウンドヒル・ミームETF」が設定から2年で閉鎖される。このETFはソーシャルメディアの動きと空売りの規模に基づいて銘柄を選んだもので、運用資産は約3億8500万円に留まり、S&P500指数を大きく下回る成績だった。
  • 2021年にミーム株が流行し、個人投資家がゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングスなどの銘柄で大規模なショートスクイーズを仕掛けた。
  • MEMEや運用資産5700万ドルのヴァンエック・ソーシャル・センチメントETFなど、投資家を取り込むのに苦戦するファンドもあった。
  • コロナ禍中にはデイトレーダーをターゲットにしたETFが多数登場したが、米金融当局の金融引き締め開始により、その熱狂は下火になった。
  • 現在、米国には3330本以上のETFが存在し、市場規模は7兆5000億ドルに達しており、こうしたニッチな戦略のファンドが苦戦することには業界専門家も驚かないという見方が多い。

【知識系】米国ファストフード業界の店舗数ランキング(2022年)

  • 米国のファーストフード業界は現在、約200,000の店舗を持ち、3000億ドル以上の市場価値を持つ。店舗数1位はサブウェイで、2万店以上を構えているが、2022年には576店舗が減少した。
  • 2位のスターバックスは、約1万6000店舗を持ち、特にカリフォルニア州だけで約3000店舗を占めている。スターバックスはパンデミック後のトレンドを受けて、ドライブスルーの拡大に注力している。
  • 3位のマクドナルドは、8年ぶりに米国で店舗数を増やし、新たに6店舗をオープンした。パンデミック以来、全世界での売り上げは約200億ドル増加している。
  • 2022年の収益ランキングでは、マクドナルドが480億ドルでトップ、次いでスターバックス、チックフィレが続く。チックフィレは、日曜日に休業しているにも関わらず、収益ランキングで18位上昇し3位にランクインした。
  • ファーストフード業界では、自動化が進んでおり、ロボットによる調理や自動配送車の導入が増加している。これにより、食品産業に従事する人々の雇用パターンに大きな変化が生じる可能性がある。

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