気になるニュースまとめ【24/03/20】

興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。

ノーサプライズで日銀の緩和政策が終了

  • 日本銀行(BOJ)は、経済戦略における重要な転換点として、マイナス金利政策および非伝統的な金融緩和ツールを終了しました。
  • この決定は、日本での賃金交渉が基本給の3.7%増加という、30年で最高の結果をもたらした後に行われ、国内需要によるインフレの期待を高めました。
  • BOJの長期にわたる超緩和金融政策からの転換は、これまで主に輸入からのインフレと見なされていた、2%の目標を上回る「コアコアインフレ」によって影響を受けました。
  • 中央銀行は現在、主要な政策ツールとして0.1%の短期金利を利用し、マイナス金利からの移行を発表し、商業紙および企業債の購入を徐々に減少させる計画を発表しました。

ユニリーバがアイス部門を分離

  • ユニリーバは、ベン&ジェリーズやマグナムなどの人気ブランドを含むアイスクリーム部門を分離する計画を発表し、2025年末までに完了予定の広範な再編成の一環としています。
  • 再編成は、ユニリーバをよりシンプルで集中した企業にすることを目指しており、世界中の約7,500のオフィスベースの役割に影響を及ぼすと予想されています。
  • 2023年に79億ユーロの収益を生み出し、ユニリーバの総収益の約13%を占めたアイスクリーム部門は、独立した事業としてより良いパフォーマンスを発揮すると予想されます。
  • アイスクリーム部門の分離は、ハイン・シューマッハCEOによるより広範なオーバーホールの一部であり、アクティビスト投資家からの企業を合理化するよう求める声に応えています。
  • この動きは、ユニリーバの全体的なパフォーマンスへの影響についての議論を呼んでおり、一部のアナリストは、分社化が会社の成長軌道を大きく変えるかどうかに疑問を投げかけています。

米国CPIの計算基準に修正?

  • 米国の消費者物価指数(CPI)は近く、家事労働を反映することになり、育児や家の修繕など支出や生活水準の維持に不可欠な家事サービスの重要性を認識する。
  • これらの必須の家事サービスの約80%は女性によって行われており、労働省労働統計局(BLS)が委託したレポートに詳述されている。
  • CPIは、家計がどのようにお金を使っているかを理解するために消費支出調査に依存しており、BLSは特にCOVID-19パンデミック中に家事が消費に果たした重要な役割を考慮して、家事生産の指数を開発したいと考えている。
  • この指数の作成を非党派の公共政策シンクタンクであるレビー経済研究所に依頼した。
  • レポートの執筆者らは、家計生産のさらなる精査に貢献し、ジェンダー不平等や経済的不平等を是正する政策立案の一助になることを期待している。

PSVR2在庫が積みあがっている?

  • ソニーGが昨年末から、「プレイステーションVR2(PSVR2)」の仮想現実ヘッドセットの生産を在庫が解消されるまで一時休止していることが関係者によって明らかにされた。
  • 2023年2月に発売され、PS5に接続して使用できるPSVR2の販売は大幅に減速し、200万台を超える在庫が積み上がっている。
  • ソニーGと米メタ・プラットフォームズとしてVR機器の主要メーカーは、ユーザーを引きつけるコンテンツの確保に苦労しており、アップルの「ビジョン・プロ」も同様の課題に直面している。
  • マッコーリーキャピタル証券のアナリスト、ジャイ・イージャー氏は、VRヘッドセットの普及には高コストや限られたコンテンツの可用性などの課題があると指摘した。
  • ソニーGは人員削減とロンドンにあるVRゲーム開発に注力するスタジオの閉鎖を発表したが、問い合わせには回答していない。同社はヘッドセットで利用可能なコンテンツの拡大に引き続き取り組んでおり、PSVR2をパソコンにも対応させる方針を2月に発表していた。

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