気になるニュースまとめ【24/04/20】
興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。
TSMC 1Q業績はAI需要を背景に好調な結果
- 台湾セミコンダクター製造会社(TSMC)は、AIチップの高い需要を背景に、第一四半期の収益と利益の予測を上回りました。
- 同社の純収益は前年比16.5%増の5,926.4億新台湾ドル、純利益は8.9%増の2,254.9億新台湾ドルでした。
- TSMCは世界最大の先進プロセッサーの生産者で、NvidiaやAppleなどの大手クライアントにサービスを提供しており、3ナノメートルおよび5ナノメートル技術に注力しています。
- AIチップの需要は、ChatGPTなどの大規模言語モデルの成長によって牽引されています。
- TSMCは2025年に2ナノメートルチップの量産を開始する予定で、第2四半期の収益は196億ドルから204億ドルの間を見込んでいます。
世に浸透した、AIによるプログラミングのサポート
- マイクロソフトのAIツール「GitHub Copilot」は、ソフトウェア開発者の作業スタイルを大きく変え、ルーチンのコーディング作業を自動化することで、より複雑な問題に集中できるようになりました。
- 2021年のプレビュー版リリース以来、ゴールドマン・サックスやフォードなどの大企業を含む130万の顧客を獲得し、業界での広範な採用と有用性を示しています。
- Copilotは完璧ではなく、時にはエラーや不適切な提案をすることもありますが、一般的には最小限の入力でコード行を完成させたり、異なるプログラミング言語間でのコードの変換を行うことで生産性を向上させています。
- このツールは人間のプログラマーを補助することを目的としており、プログラマーにCopilotの提案を批判的に評価し、改善する責任があります。
- Copilotのようなコーディングアシスタントの将来は有望であり、ソフトウェア開発におけるAIのさらなる統合が進むことで、コーディングの速度と品質が向上すると期待されています。
インドで総選挙期間が開始
- 約10億人のインド有権者が4月19日に投票を開始し、6週間以上にわたる総選挙が始まりました。この選挙で、モディ首相が3期目を務めるかどうかが決まります。
- モディ首相の政党、インド人民党(BJP)は、首相の人気、インド経済の強さ、親ヒンズー教政策を背景に、議会の3分の2の議席を確保することを目指しています。
- 全国の有権者に到達するための複雑な物流を考慮して、投票は6月1日まで7段階に分けて行われます。
- 野党は、インド国民会議を中心に、失業者や貧困層への配慮が不十分だと批判し、経済優先の政策と雇用創出を選挙キャンペーンの焦点にしています。
- 急速な経済成長にもかかわらず、インドは高いインフレ、富の格差の拡大、および膨大な若者人口を吸収するだけの雇用創出が不足しているという課題に直面しています。