月3千円の節約は 120万円の資産増と同じ【節約】

今回は、私が投資をし始めてから節約に対する捉え方が変わった事について書きたいと思います。

資産形成に取り組むにあたり無駄な支出を減らす事は、投資で何%のリターンが得られるかを気にするよりも優先して検討すべき事と思いますので、参考になれば幸いです。

配当利回りの目安

私は基本的に将来(老後)に備えた生活費確保を目的としてインデックス投資を、現在の生活を多少なりとも豊かにする事を目的として配当利回りの高いETFや個別株へ投資を行っています。

インデックス投資の方は一度積立設定をしたら基本的に放置で何もすることはないため、投資に関して注力するのは配当利回りに優れたETFや個別株をいかに割安なタイミングで仕入れるか、という点になります。

ところで、肝心の株式の配当利回りってどの程度が妥当なのでしょうか🙄。

日本株を例にとり以下メディア等で定期的に各所で発表されている高配当銘柄ランキングを見てみると、配当金の割合というは概ね株価に対して 4%台後半あれば十分高い値となっています。
平均利回り4.9%!今期の増益見通しを発表した高配当銘柄ランキング(楽天証券メディア トウシル)

一方で以下モーニングスター社のデータによると、東証1部上場企業の予想配当利回りの平均は現在で2%弱という値になっています。
東証1部業種 予想配当利回り(モーニングスター社)

東証1部の配当利回りには配当金を出さない銘柄も含まれているため、一概には言えないかもしれませんが配当金の利回りの目安は大体3%くらいで考えておくのが妥当と思います。

月3千円の節約 = 120万円の資産増

配当利回りの目安は3%と意識するようになってくると、無駄な支出を減らす事の重要さが身にしみて分かるようになってきます。

私は数年前まで、会社へ出勤途中に必ずコンビニによって1本130円のボトルコーヒーを買うのが日課でした。

習慣というのはかなり協力な魔力を秘めており、その当時の自分は「朝、出勤途中にコンビニでコーヒーを買うこと」というのはすごく当たり前の事で、その支出が資産形成においてどのような影響を与えているのか全く考えもせず、特に意識もしませんでした。

しかしその後、株式投資を始めて配当金の存在を知り「株式をもっているだけで得られる不労所得💰」のインパクトを覚えてからは、自分がいかに今まで無駄な支出をしてきたのかと気づく事ができました。

1本130円のボトルコーヒーを買うのを控えることで節約できる金額はせいぜい月3,000円、年間にして36,000円です。

この36,000円を株式による配当金で得ようと思うと、配当利回り3%として120万円分の株式を持っている必要があります。

つまり、月3千円を無駄にする事は120万円分の株式を無駄💸にしている事と同じとなります。

120万円という金額を捻出するには私の年収(400万円台)の30%にも相当し、当然ながらそんなに大きな金額を投資に回す事は年収400万円台の私には無謀です😨。

この事に気づいてからは、出勤途中にコンビニに寄る事は止めて自宅から水筒にコーヒーを入れて持参するようになりました。

最初こそは眠い朝に出勤前にコーヒーを自宅で入れていくなんて面倒に思いましたが、最初の1ヶ月を継続できればいつの間にか習慣化するので、現在は特に意識する事も無く自宅でコーヒーの準備をするようになっています。

(今ではすっかり、コンビニで毎日買い物をするのは高収入の人間にのみ許された特権🤴という認識をしています笑)

無駄な支出を見直そう

以上、資産形成において節約する事の重要さを私なりの観点から説明してみました。

節約というとどうしてもケチくさい印象がついてしまいますが、資産形成は 「収入ー支出+利子配当他」の単純な足し算引き算の結果がプラスになるようにしなければ決して達成する事はできません。

「収入」を増やして「支出」を減らし、「利子配当他」が生み出す資産(株式等)を着実に増やしていくしか資産形成を成し得る道はありませんので、一緒に頑張っていきましょう!

【参考】
参考までですが、私が愛用しているコーヒー用水筒と水出しコーヒー用ボトルを以下に紹介しておきます。

今のような暑い時期ならば水出しコーヒーがおすすめです。
夜寝る前に水出しコーヒー用のボトルに市販のレギュラーコーヒーの粉と水を入れて冷蔵庫に入れておけば、朝にはいい感じにコーヒーが抽出出来ているため大した苦労もありません。

以上、本記事を読んで頂いた方の参考になっていれば幸いです。

それではまた〜。

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