投資における利益の種類について

2020年8月26日

今回は投資で資産形成をするにあたって常に意識しておきたい、利益の種類について書きたいと思います。

投資によって資産形成を行うためには、投資した対象が利益を出して、投資した元本以上の金額になって手元に帰ってくる必要があります。(当たり前ですね)

一般的に、世の中のあらゆる投資対象から得られる“利益”には、大別して以下の2種類があると考えられています。

利益の種類①:キャピタルゲイン (Capital Gain)

キャピタルゲインとは、例えば何かを買って、その後何かを売る際に売る際に生じた値差で利益を得る事です。投資の話で値差で利益を得られるもの、といえば株式が最初に頭に思い浮かびますが、実際は株式のような金融商品だけでは無く、例えば中古品を安く買ってメルカリ等で買った以上の値段で売って得られる利益もキャピタルゲインに相当すると私は理解しています。

要は安く買って高く売る事で得られた利益全般の事を指しますが、そもそもキャピタルゲインを得るためには以下のステップが必要となります。

  1. 買おうとしている物の値段が、現在の相場価格より安い。
  2. もしくは将来その物に付くであろう価値に対して、現在の相場価格が相対的に安い。
  3. 1か2の状況に気付き、適切なタイミングと値段でその物を入手できる。

書いてみて改めて思いましたが、1と2の状況が発生している事に気付けるのは正しい目利きや、確実性の高い予測がたてられる人だけなので、どちらも持ち合わせていない素人(私の事)がキャピタルゲインを狙っていきなり投資を行うのは中々難易度が高い行為という事になります。

利益の種類②:インカムゲイン(Income Gain)

一方で、インカムゲインとは何かを持っている事により継続的に得られる利益の事を指します。例えば株式を持っている事で毎年もらえる配当金や株主優待、債権を持っている事で得られる利息、マンション/アパートのような賃貸向け不動産を運営する事で得られる家賃収入等が該当します。

こちらは買おうとしている対象が期待した利回りを安定して生み出してくれるかどうか、という点のみを気にすれば良いため、私のような素人でもとっつきやすく狙いやすい利益となります。
実際には、インカムゲインを狙って買った株式や債券、不動産等の相場は変動するので、いざ実際に購入する際にキャピタルゲインを全く無視する訳には行かないのが難しいところですが、キャピタルゲインと比較して安定した利益を得られるのは大きな魅力だと考えます。

どちらを重視する投資スタイルにするのか?

以上、利益には2種類あるため、投資をする際にはどちらの利益を重視しているのかを明確にしてから行う方が良いと私は考えます。

私の投資スタイルとしては、安定したインカムゲインを狙っていくのがメインとなります。

それではまた〜

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