【雑記】家計簿を簿記でつけるようになって実感した事
私は普段の家計簿を簿記形式で記録できるアプリを用いて、日々の支出管理を行っています。
家計簿記を付けるようになってそろそろ1年半になりますので、今回は家計簿記を付けるようになって実感した事をつらつらと書いてみます。
①稼いだ現金(キャッシュ)を別の資産に交換していく事の大切さ
まず第一に、現代に生きる人は全員例外なく、日々何らかの形で現金を稼ぐことで生活を維持するための費用を賄っています。
私の場合は会社員として働いた給料が稼ぎの内のほぼ全てを占めている状況ですが、生活費を必要十分に抑える事ができれば、稼いだ分から日々の生活費を支払った後に残った現金を “貯金" として貯めこむ事が出来るようになります。
この貯金は大きな現金支出が必要になった時に備えて、ある程度の金額を使わずに貯めておく必要がありますが、一方でマクロな視点での経済は日々成長しており物価はインフレしていくため、そのまま貯めておくだけだと貯金の本来の価値はどんどん目減りしていってしまいます。
したがって、必要以上の大きさに貯まった貯金(現金)は、何か別の “資産" に交換して物価のインフレに対抗できるようにしておく必要があります。
②B/S に計上した資産を有効活用しようという意識が働く
①で現金から交換した “資産" は B/S にリスト化されて記述され、自分が所有しているものとして常に目に入るようになります。
自分の資産リストが常に目に入るようになると不思議なもので、「他に資産リストに計上できるものは無いだろうか…」と考え始めたり、「ここに記載してある資産リストをもっと大きく育てていきたい…」というような欲望が湧いてくるようになります(笑)
そうすると、今までは無意識に行っていた支出も、「これは自分の資産リストの拡大に貢献する事なのだろうか…」という観点で見直しを行うようになります。
また既に持っている資産に関しても、単にインフレに耐えるだけでなく、もっと収益や利回りを上げてインフレ率以上に稼ぐことが出来ないのか、を次第に考えるようになってきます。
③現金(キャッシュ)の重要さが身に染みてくる
②の状態になると、より良い株式/債券/不動産といった投資先は無いのかと探すようになったり、金銭的な資産だけでなくもっと稼ぎを増やせるような副業やプチビジネスだったり、自己投資が無いのかを日常的に考えるようになってきます。
それと同時に、相反する考え方ではありますが、B/S の大抵の資産に変えられるポテンシャルを持っている現金(キャッシュ) がいかに特異で重要な存在なのかが分かるようになってきます。
以上、家計簿を簿記で付けるようになって実感した事でした。
それでは、また~👋