気になるニュースまとめ【23/9/11】
興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。
ラグビーW杯フランス大会の公式ビールはアサヒビールが提供
- ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は8日に開幕し、公式ビールとなったアサヒスーパードライが独占販売される。
- アサヒビールは日本企業として初めてラグビーW杯の公式ビールに選ばれ、大会期間中の売り上げはフランス国内での通常の1年分の販売量を超えると予想されている。
- アサヒグループホールディングスのCEO、勝木敦志氏はこの大会を「ブランド認知を高める絶好の機会」と認識している。
- アサヒは2016年以降に2兆円以上を投じて欧州や豪州のビール会社を買収し、海外事業を拡大してきた。
- ラグビーはビールと親和性が高く、消費量はサッカーの試合と比べて6倍にもなるとの試算がある。
- ライバルのハイネケンは1995年からラグビーのスポンサー活動を展開しており、アサヒはハイネケンと競争する立場になる。
- アサヒの2022年の販売量は世界のビール会社で7位で、ハイネケンの四分の一程度にとどまっているが、今大会をきっかけにアサヒの主力ブランドの海外浸透を図る。
- 勝木氏は売り上げ目標を設定していないが、300万リットルを越えるとの試算もある。
- スーパードライの国内売り上げは全体の約8割を占めているが、海外の売り上げも順調に伸びており、今大会のスポンサーシップを通じて世界への浸透を「さらに加速できる」とコメントしている。
保育プログラム失効による、米国の労働者への逆風
- コロナ禍の事業安定化措置の失効により、約7万の保育プログラムが閉鎖に追い込まれ可能性がある。
- 240億ドル(約3兆5400億円)の政府援助が9月末に失効、約320万人の子どもたちが行き場を失う可能性が出てきた。
- 支援失効後、保育所は赤字を埋めるために人員削減、営業時間の短縮、または保育料の引き上げに頼る可能性があり、保育環境の悪化により労働時間を減らす、または労働市場から撤退する恐れがある。
- 仕事を続けることの価値について多くの親の計算が狂う可能性があるとウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、サラ・ハウス氏が述べた。
- この夏、米国の女性労働力が歴史的に増加したが、これが途絶える可能性がある。
- 全米の有権者の9割以上が、働く親にとって質が高くて手が届く保育を確保することが重要だと答えたという世論調査結果がある。
- 米商務長官は、手頃な料金で利用でき、柔軟性がある保育が欠如していることを「われわれの経済の大きな足かせとなっている」と述べた。