気になるニュースまとめ【23/9/17】
興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。
海外投資の浸透はさらなる円安へ?
- 岸田首相の計画は、日本の個人投資家が資産所得を増やすために海外投資を増やす傾向を示しており、これによりすでに最弱の主要通貨である円の下落がさらに長期化する可能性がある。
- 2024年に拡大する少額投資非課税制度(NISA)の結果、海外投資が加速し、円売りが促進されると予想される。
- 日本の利回りの低さと円安傾向により、外国資産への投資が魅力的であると見なされている。
- Bloombergのデータによると、NISAによる外国株式や外国資産投信への投資額は年平均30%以上で増加しており、3月末時点で7兆5300億円相当。
- 新NISAでは、年間投資額が360万円までとなり、非課税保有期間が無期限になる。
大学新卒でもタクシー業界へ
- 日本のタクシー業界では、新型コロナウイルスのパンデミックにより1万人以上のドライバーが離職し、運転手不足が深刻化している。
- 元々中年男性が多かった業界で若者の採用が強化され、特に大学新卒者に対する求人が増えている。
- フレックスタイム制や成果給により若者を引き付け、長期的に業界で働き続けることを期待している。
- ライドシェアサービスが禁止されている日本では、運転手不足はピーク時のタクシーサービスに影響を及ぼしている。
- タクシー業界の大手、日本交通は新卒採用を開始し、社員の30%にあたる約1000人が現在20代のドライバーである。
- 新卒採用によりタクシー運転手の平均年齢が下がり、業界全体で若返りが進んでいる。
- 新たな運転手にはフレキシブルな勤務形態や趣味に没頭できるオフタイムが提供され、1年目でも月給50万~60万円の収入を得る人もいる。
- タクシー会社は大学での採用イベントや保護者の説明会などにより情報を広めており、毎年約120人の新卒者が入社している。
高学歴になるための費用が高騰
- 超富裕層が子供をハーバード大学などのエリート校に入学させるために頼る受験コンサルティング企業、「コマンド・エデュケーション」が注目されています。この会社の料金は 75万ドル(約1億1000万円)で、アイビーリーグ8校のどれかに通うための費用の2倍以上にもなります。
- 中学1年生からの総合的なアドバイスを提供し、成績を上げ、課外活動にどう投資すべきかを指導し、高校時代の履歴書をブラッシュアップするサービスを提供しています。
- 富裕層の間では、一流大学への合格は重要なステータスシンボルとなっており、どんな手段を使ってでも受験戦争を勝ち抜く姿勢を強めています。
- アイビーリーグ輩出校として知られるニューヨークのトリニティスクールの保護者からは、150万ドル(約2億2000万円)を提供して他の生徒に教えないようにするという申し出もあるといいます。
- また、別の進学コンサルティング会社「アトミックマインド」は、ディベートのコーチから研究のスペシャリストまで、約150人の指導員が学業および課外活動の成績を伸ばす手助けをしており、料金は1時間500ドルです。特に要望が多いクライアントの場合、支払額は1カ月で8万5000ドルに上ることもあるとのことです。