気になるニュースまとめ【24/01/23】

興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。

日銀は引き続き金融緩和を維持との声明

  • 日本銀行(BOJ)は年初の会合で超緩和金融政策を維持し、利率を-0.1%に設定した。
  • BOJの政策には、10年物日本国債の利回りを1%に制限するイールドカーブコントロールが含まれている。
  • この決定は経済学者の予想と一致し、BOJはマイナス金利を採用している世界唯一の中央銀行となっている。
  • 12月には、上田和夫総裁がこの政策に対してハト派的な立場を表明した。
  • BOJは、2024会計年度のコア消費者物価上昇率の予測を10月に見込まれていた2.8%から2.4%に下方修正し、2025会計年度の予測を1.7%から1.8%にわずかに上方修正した。

中国経済あれこれ

  • 中国市場調査グループの創設者ショーン・ライン氏は、中国における消費者信頼の極端な低下と潜在的なデフレを警告している。
  • 中国の経済回復は、Covid-19の制限解除後、2023年に予想よりも遅れている。
  • 物品およびサービスの価格低下に伴い、特にCPIに大きな影響を与える豚肉価格の低下により、デフレの懸念が浮上している。
  • 経済的な課題にもかかわらず、中国人民銀行は一部の予想に反して、貸出基準金利を変更していない。
  • 経済予測によると、中国の成長は減速するとされており、IMFは2024年の成長率を4.6%、ムーディーズは2024年及び2025年の成長率を4%と予測している。

テンセント Riot Games の人員削減

  • テンセントのRiot Gamesは、従業員の11%にあたる約530人を削減し、小規模開発者からのゲームを発行する部門の規模縮小を行っている。
  • この動きは、経済的な困難を背景にメディアと技術セクター全体で見られる傾向の一環である。
  • Riot Gamesは、他のゲームによって財政的に支えられてきた「Legends of Runeterra」のチームを削減するが、これはもはや実行可能ではない。
  • Riot Gamesでの削減は、2024年にAmazonやGoogleなどの主要な技術会社が収益成長の鈍化に直面して行った類似のレイオフに続くものである。
  • Riot Gamesの親会社であるテンセントは、最近の四半期に収益成長が鈍化しており、人工知能への投資を含む努力の再集中を図っている。

ADMの株価の大幅下落

  • Archer-Daniels-Midland(ADM)の株価は、会計慣行の調査を受けているCFOのVikram Lutharが休職となったことを受けて、1日で24%下落し、1929年以来の最大の下落を記録した。
  • ADMは、Nutritionセグメントの特定の取引に関するSECの調査を受けており、2023年の利益予測の下方修正と四半期業績の遅延を発表した。
  • 高収益を誇るNutritionセグメントは、肉代替品などの需要の低迷と大規模な大豆加工施設の問題により圧力を受けている。
  • 同社の株価は2021年2月以来の最低値で終了し、調査を受けて複数のブローカーがADMの株を格下げし、調整後の利益予測を引き下げた。
  • 世界的な大手穀物取引・加工企業であるADMは、商品価格変動からの保護を目指し、フレーバーおよび栄養分野への多様化を進めているが、進行中の調査と投資の不振により不確実性に直面している。

ポケモン+ゼルダBOTW+サバイバルゲーム = 空前のヒット作

  • 「ポケモンに銃を持たせた」と一部のファンから呼ばれる新作ビデオゲーム「パルワールド」が数百万人のプレーヤーを引き付け、ポケモンシリーズの愛好家たちの間で憤慨を引き起こしている。
  • ポケットペアによって開発された「パルワールド」は、リリースから3日間で500万本を売り上げ、Steam上で160万人の同時接続プレーヤーを達成し、ランキング1位を獲得した。
  • プレーヤーは、ポケモンシリーズと異なり、銃を使ってモンスターを捕獲し調教することができ、このゲームはMicrosoftのXboxとGame Passサービスでも利用可能である。
  • ブログやソーシャルメディアでポケモンとの類似性について議論が広がり、一部のポケモンファンからは強い不満の声が上がっている。
  • ポケットペアの溝部拓郎CEOは、開発者が誹謗中傷や殺害予告まで受けていると報告しているが、任天堂とポケモン株式会社は個別のケースにはコメントを控えている。

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