気になるニュースまとめ【24/05/13】

興味を引いた最近のニュースを要約してまとめています。

Arm がAI向けチップ開発をスタート

  • ソフトバンクの子会社アームは、2025年春までにAIチップのプロトタイプを開発するための部門を設立し、同年秋には量産を開始する計画です。
  • 台湾のTSMCを含む複数の契約製造業者との間で、これらのAIチップの生産について議論が進行中です。
  • アームの株価は今年に入って約45%上昇し、市場資本額は1130億ドルを超えています。
  • AIチップの初期開発費用は非常に高額で、数千億円に達すると予想されます。
  • ソフトバンクはAIへの積極的な投資を進めており、来年までにコンピューティング施設に960百万ドルを投資し、2026年までに世界中にAIデータセンターを設立する計画です。

韓国が進める半導体産業への補助金

  • 韓国は、半導体産業を支援するためのパッケージを準備しており、その価値は10兆ウォン(約7.30億ドル)を超えます。
  • このパッケージは、チップ材料や機器メーカーなど、半導体サプライチェーン内の様々なセクターを対象としています。
  • パッケージの詳細には、政策ローンと国家及び民間金融機関によって資金供給される新たなファンドが含まれます。
  • この取り組みの主要な部分は、世界最大のハイテクコンプレックスを目指す龍仁にメガチップクラスターを建設することです。

進む円安が日本株市場へ及ぼす影響

  • ブラックロック・ジャパンは円安が進行する中、外国人投資家が日本株から離れているとみています。今年のドルベースでの日経平均の上昇はわずか3%です。
  • ブラックロックの番場悠氏は、円安が続くと、グローバルな投資家にとって日本株への投資が困難になると指摘しています。特に為替の影響が投資決定に大きく影響しています。
  • 今年に入り日経平均は14%上昇していますが、円の価値の急激な下落により、同期間のS&P 500とハンセン指数がそれぞれ9.5%、11%上昇する中、そのパフォーマンスは相対的に低調です。
  • 番場氏は円の適正価値を130円と見ており、150円を超える円高になれば、外国人投資家が日本市場に戻る可能性が高いと述べています。
  • 日本政府と日本銀行は、長引く円安に対処するために、過去数週間に少なくとも2回の市場介入を行った可能性があります。

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